今日、会社で使っているMacintoshのキーボードを換えた。
会社の同僚が備品のMacのキーボードに「砂糖+ミルク入りのコーヒー」をぶちまけたので、親切なワタシは……
「はい、この白いキーボードを使うがよかろう」と、自分が使っているG5についてきたキーボードを親切にも差し出してあげたのである。
同僚は「いやいや受け取れない」とやたらと恐縮していたようだが、「いやいや、遠慮する必要はないよ。もうどれを買うかは決めてあるのだから」と、遠慮を解いてやった。
というわけで、かねてより目を付けていたApple Keyboard(US)という「薄型」「アルミボディ」「テンキーなしの小さいヤツ」しかも「英語版」のキーボードを購入したのである。購入したと書くと、まるでワタシが代金を立て替えたかのように思われるかもしれないが、経理のヒトを「ランチに行こうぜ」と連れ出し、代金を払ってもらった。ことのほか親切なこのヒトは、代金を払ってくれた上に、荷物まで持ってくれた。
「情けは人のためならず……」といったトコロなのだろう。
普段なら食事の後にはコーヒーの1杯も飲むところだが、そんな悠長なことなどしていられるわけがない。コーヒーのお誘いは、謹んでお断り申し上げて帰社した。
接続に際しては、まず「お点前」が大切である。
ひとつ:ケースを目の高さにかかげ、そのデザインをしっかり拝見すること
ふたつ:外装フィルムは「よく切れるカッター」できれいに切れ目を入れ、丁寧にはがすこと
みっつ:ケースに折り目をつけないよう、細心の注意を払いつつケースを開けること
よっつ:中のお宝を目の高さまで持ち上げ、まずはひとまわり、そのデザインを拝見すること
いつつ:これらの動作すべてを、背筋を伸ばし、滑らかな所作で行うこと
ただし、真顔でなくてはいけない。周囲の人々に「住む世界の異なるヒト」と思われることは避けた方が、今後の社会生活のためにも良いだろう。
じゃ、あとは接続するのみ……と、ここで妙なモノに気づいた。
キーボードの背面(あぁ、ここもスッキリデザインで美しい)かつ側面の両側に、なにやらUSBの差し込み口のようなものがある。いや、それ以外には見えない。
自宅では、ずいぶん前にこのタイプのキーボード(当時はテンキー付きしかなかった)を2つ購入し、それぞれ別のMacで使用してきているが、まさかこの薄さでUSBハブまでついているとは思ってもいなかったためか、これまで完全にシカトしてきてしまったようだ。わざわざケーブルの長いマウスを選んで使っていた自分が情けない。まぁ、ハナシのネタにはちょうどいいが。
しかし、ワタシの「点前」もまだまだ未熟だ。精進せねばならんな。
で、実際に使ってみる。いや使いやすい。何が使いやすいかって、自宅と同じ「英語版」なだけに、コマンドやオプション、Capsロック(←使わないが)などの修飾キーの位置が同じなことがとても快適である。英語版が買いやすくなったことが非常にうれしい。
使い心地は、G5に付属してきた「白いヤツ」に比べて、軽いタッチで入力できるのが非常にありがたい。ノートタイプのMacも長年使ってきているので、昔から「ノートのキーボードが使えるようにならないものだろうか?」と思っていた。だからこのタイプが販売されたときには、文字通り小躍りしたモノである。
本来は、インターネットの利用が中心となる「家庭での使用」を主眼としているのだろうが、さすがにワタシも自宅のキーボードと入れ替えるなんてことはできない。会社の備品ではしかたない。だから今度、前述の同僚を自宅に招き、「砂糖+ミルク入りのコーヒー」でも飲ませてあげることにしよう。
というわけで、やはりMacintoshはワタシの性に合うのである。
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